『フッスマ』ブログをご覧いただき、ありがとうございます😃
「うちの子、フィジカルが弱いんです…」
「もっと体を強くしたいと思って、筋トレを始めました!」
サッカー少年を持つ親御さんから、よくこんな相談をいただきます。
たしかにフィジカルの強化は、サッカーにおいてとても重要です。
でも、ちょっと待ってください!
サッカーに必要な「フィジカル」とは、単に筋肉をつけることだけではないんです⚠️

サッカーにおけるフィジカルとは?
サッカーの現場で「フィジカル」と聞くと、どうしても「筋力トレーニング」や「強い当たり負けしない体」など、パワーのイメージが強くなりがちです。
でも、もしフィジカル=強い力なら、目指すべきはパワーリフティングの選手になってしまいますよね😅
サッカーで求められる本当のフィジカルとは、
- 適切なタイミングで
- 適切な方向に
- 適切な力を
- 適切な動きの中で
発揮できる力のことです!
つまり、どれだけ「正しく動けるか」が重要なんです。
これを可能にしてくれるのが「感覚」なんです。
感覚って、そもそも何?
ここでいう「感覚」とは、五感(視覚・聴覚・触覚など)も含めた身体の内外の情報を受け取る力のこと。

スポーツではよく「入力(感覚)→出力(運動)」と表現されます。
たとえば、ボールを止めるときや相手と接触する場面では…
- 今、自分の重心はどこにある?
- どれくらいの力で踏ん張る?
- 相手の動きはどの方向に来る?
こういった判断を、私たちは無意識のうちに「感覚」を頼りに行っています。
この感覚が鈍っていると、適切な動きができず、転倒や怪我、プレーの質の低下にもつながります💦
実は、体の感覚が鈍っていると、筋肉をうまく使えないんです。
感覚を鍛えると運動が変わる!
感覚が鋭くなると、サッカーでの動きは劇的に変わります。
✔️ 動きの中でのフィードバックが増える
✔️ 素早く正確な判断ができる
✔️ プレッシャー下でもブレない動きが可能になる
つまり、ただ筋トレをして力をつけるだけでは、本当に必要なフィジカルは手に入りません。
大切なのは…
「感覚 × 運動」のセットで鍛えること!
だからこそ、運動教室で行うライフキネティックなどの運動プログラムでは、遊びのように見える中でも「感覚を研ぎ澄ます」トレーニングを取り入れているのです😊
ある親御さんに「このトレーニングって何の意味があるんですか?」と聞かれたことがありましたが、しっかり狙いがあるんです!
筋肉を鍛える前に、まずは感覚を整える。
その上で、筋力・瞬発力・バランス力などをトレーニングする。
これが、本当の意味での「サッカーに強い体=フィジカル」をつくる方法です!
まとめ:感覚を鍛えることがサッカー少年の未来を変える
子どもたちの成長期において、体だけでなく「感覚」を鍛えることはとても重要です。
感覚を整えることで、ケガの予防にもなり、判断力や反応スピード、ボディコントロール力が大きく向上します。
「うちの子、もう少しフィジカルを強くしたいな」と思ったら…
まずは「感覚を育てる」ことから始めてみてくださいね!

📚 他にも、感覚や脳トレを使ったサッカーのトレーニング法について、こちらのブログで発信しています。
ぜひチェックしてみてください!
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