サッカーを続けるお子さんの成長を側で見守りながらも、
「自主練習をもっとやってほしい」
と感じることはありませんか?
今回は、読者からいただいた「自主練をどう継続させるか」についてのお悩みをもとに、親としてどのようにサポートできるかをお伝えします。
自主練を続けるためのポイント
楽しさを重視する
サッカーの基本は、楽しむことです。
お子さんが楽しいと感じてこそ、自主的に練習を続けたくなります。
可能であれば、一緒にサッカーを楽しんでください。
親子で共有する「楽しい時間」は、練習の継続に大きな効果を発揮します。
サポートする姿勢を大切に
親が「もっと練習してほしい」と思っていても、本人がやる気にならなければ効果的な自主練にはなりません。
無理強いは逆効果です。
お子さんの話をよく聴き、必要なときにはアドバイスや励ましを与えましょう。
信頼関係が築かれれば、お子さんのやる気も自然と高まっていきます。
逆に自分から自主練をしようとしないということは、サッカーに対する熱がまだ足りないのかもしれません😅
もし、本当に上手くなりたいと思っていても自主練で何をすればいいかわからない場合もあるかもしれません。
その場合、基礎の練習からでもいいですし、ボールをたくさん触ることから始めるとよいということを教えてあげてください。
理想は自分に必要な課題に気づいて、その課題をクリアしていくための練習をしてほしいところですが、そんな簡単にはいきません。
個人的にはライフキネティックを自主練としても取り入れることもとてもよいと思います。
興味・関心を刺激する
サッカー以外のさまざまな経験を通じて、子供の好奇心や興味を広げることも大切です。
どんな分野でも構いません、小さな目標を達成する成功体験を積み重ねることで、やる気と自信を育てましょう。
サッカーだけでなく、フットサルやバスケット、ハンドボールなど、球技はサッカーにとても近い要素が多いので、どんどんやってみるように促してください。
野球やドッヂボールなど、手で投げるようなスポーツも上半身を使う練習になるので、子供のうちからやってほしい運動の一つです。
プロセスを重視する
結果だけでなく、努力や工夫の過程に焦点を当ててください。
たとえ上手くいかないときでも、その過程を認め、褒めることで、お子さんは「挑戦すること自体が大事だ」と感じるようになります。
目標設定をサポートする
お子さんと一緒に、達成可能な目標を設定してみましょう。
具体的で現実的な目標を立て、その目標に向かうための計画作りをサポートすることが、自主練習を続ける原動力となります。
環境を整える
練習場所や時間を確保することは重要です。
可能な範囲でボールを蹴れる場所や道具を準備し、お子さんが自主練習しやすい環境を整えてあげましょう。
最近では、ボール遊びが禁止の公園も少なくないので、近くにボールが蹴れる場所があるかないかも大きく影響します。
記録をつけることを奨励する
ノートやアプリなどに、練習内容や成果を記録する習慣を身につけさせましょう。
練習したことや新たにできるようになったことを記録することで、達成感や自信が生まれ、モチベーションの維持に繋がります。
また目標や夢を書いて、常にその目標や夢と現状との間に、やるべきことは何かを考えながら、自主練のメニューを作ったり、振り返りを行うといいですね。
継続は力なり
これらのサポートを通じて、お子さんが自主的に練習を続けられるようになります。
大切なのは、親が無理に練習させるのではなく、お子さんが自発的に練習を「やりたい!」と思うように導くことです。
もちろん、言葉で伝えるのは簡単ですが、実際に実行するのは難しいことも多いでしょう。
無理なく、少しずつ取り組んでいただければ、それだけでも十分です。
親が子どもの一番のサポーターであり、成長を見守り、伴走するトレーナーでもあると思います。
その手助けができるように情報発信やサービスを提供できればと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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