ふくらはぎの怪我を予防するために大事なポイント | フットボールスマートアカデミー

ふくらはぎの怪我を予防するために大事なポイント

モチベーションが高いうちに記事を書いていきます(^^;)

先日、海外で活躍する選手をケアしました。

ちなみに結構有名な選手です!

ちょうど1年前も日本に戻ってきている時にケアしたので、1年ぶりです。

この間、本人から聞いた話では3回くらいふくらはぎを肉離れもしくはそれに近い怪我をしたとのこと。

早めに無理にしないように休んだということで、長期の離脱はなかったようです。

そんな彼とケアしながら話をしていると、こんなことを言っていました。

おれ、重心を落とす時に、膝と足首で落としていたんですけど、股関節で上手く重心を落とすようにしてから、ふくらはぎが張ったり、肉離れにならなくなったんですよね。

本人談

これを聞いて、すっかり感心しました。

やっぱり海外でも活躍する選手は、体の使い方を工夫して、どうすれば自分の課題を克服できるか、常に考えているんですね。

彼のコメントを解説すると、、、

そもそも重心は骨盤の中にあります。

この重心を落とそうとすれば、おへその位置を下げないといけません。

そのためには、その下にある関節を曲げて骨盤の高さを下に下げる必要があります。

骨盤より下にある関節には、上から股関節、膝関節、足関節の大きく3つの関節があります。

細かく言えばもっとありますが、わかりやすいところではこの3つ。

この選手、今までは足首を曲げることで重心の位置をコントロールしていたとのこと。

足関節を曲げるということは、必然的にその後ろにあるふくらはぎの筋肉を頻繁に使うことになります。

そうするとふくらはぎの筋肉が疲弊するのは明らかです。

しかし、股関節を曲げることで重心をコントロールすると、その後ろにはお尻の筋肉があります。

このお尻の筋肉が頻繁に使われるようになるのですが、お尻はふくらはぎと比べて大きくて太い

そのため、疲労もふくらはぎに比べると少なく、けがに繋がりにくくなるのです。

フィジカルで負けないためには、安定性を高めるために重心を低くすることがポイントの一つです。

その重心を低くするためにも、どこを使うのか。

ここまで意識して使えるとその後の伸び代も大きいし、怪我の予防にもなります。

ジャンプ、ダッシュ、ターン、キック・・・

自分がその動作・動きでどこを一番使っているのか、を意識して理解できるようになると怪我しないでパフォーマンスを上げることが可能です。

サッカー選手は、

✅サッカーを知ること

✅相手を知ること

✅味方を知ること

そして、

✅自分の体を知ること

これらが揃うとかなり最強な選手に近づけると思います。

選手を指導する立場ですが、逆に選手から学ぶことも多いです。

ありがたいことです_φ(・_・

どこを一番使って動いているか、意識したことはありますか?

もしお子さんがサッカーをやっていれば、気になる動きの時にどこを一番使っているか、聞いてみてください。

それだけでも、自分の体に意識が向きます。

自分の体のことを考えるきっかけになれば幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

もうすぐ夏休みです。

子供たちは大きく成長するチャンスです。

時間ががあるこの期間にどのような刺激を子供に入れるか、で秋以降の成長の度合いも変わってきます。

良い夏休みを過ごしましょう。

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