足首の捻挫後のリハビリ|早期回復のためのポイント | フットボールスマートアカデミー

足首の捻挫後のリハビリ|早期回復のためのポイント

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足首の捻挫、サッカーでは多いですよね😂

サッカーに限らずスポーツをしていると、足首の捻挫は避けられないケガのひとつです。

今回は、約2週間前に捻挫をした選手のリハビリについてご紹介します。


捻挫の状況

パーソナルトレーニングを担当している選手が、練習中、
シュートブロックの際に足を持っていかれて、足首を捻挫しました。

ちょうどトレーニングの時は受傷後4、5日後でしたが、足首の状態は、

痛みは少し残っている、靭帯は回復傾向

かかとに内出血の痕があり、少し腫れが残っている

足首の可動域が少なく、筋力も低下している

また、受傷後にサポーターで固定していた影響で、足首周りが硬くなり、
動かしづらくなってきました。


リハビリのポイント

捻挫の痛みが改善しても、足首の関節が硬いままだとスムーズに復帰できません。

そのため、まず行うべきは以下の2つです。

硬くなった部分をほぐすマッサージ

痛みのない範囲で足首や足の指を動かす

これに加えて、意外と見落としがちな「お尻の筋力低下」にも注意が必要です。

足にしっかり体重をかけられない状態が続くと、お尻の筋肉がうまく使えず、
結果として筋力が低下してしまいます。

実は、足首とお尻の筋肉は連動しており、
捻挫によってお尻の筋力が低下することがわかっています。

そこで、足首に負担をかけずにできるお尻のトレーニングを並行して実施することは、
その後のサッカーへの復帰をスムーズに進めるためのポイントになります。


患部外トレーニングの重要性

リハビリでは、痛んだ部位だけでなく、それに関連する部位のケアが重要です。

患部に影響する筋肉の強化(足首まわりのリハビリ&トレーニング)

休んでいる間に弱くしたくない部位のトレーニング(お尻や体幹の強化)

例えば、私が担当していたプロサッカー選手ののリハビリでも、
患部の回復だけでなく、患部外のトレーニングを並行して実施していました。

特に、捻挫後の固定期間が長すぎると、足首の可動域がなくなりやすいため、
痛みのない範囲で動かすこともスムーズな回復のポイントの一つです。

まとめ

足首の捻挫はサッカーをしていると多い怪我の一つです。

回復途中では、痛みや腫れが少し残っていたり、硬さや動かしづらさもあります。

さらには、十分に足に体重をかけられないことから、
お尻の筋力も低下しやすく、お尻の筋力強化も必要です。

そして、患部の回復を待ちながらも
患部外の怪我をしていない部位の筋力や機能を落とさないため
患部外トレーニングを行うことがスムーズな復帰のポイントです!

いかがでしたか?

サッカーで捻挫をした際の参考になれば幸いです!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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