「うちの子、足は遅くないはずなんですけど……」
「でも、なぜか最初の一歩で出遅れるんです」
サッカー少年の保護者の方から、
本当によく聞く悩みです。
- 50m走が特別遅いわけでもない
- ボールを持って走るのも苦手ではない
- それなのに 試合では一瞬の出遅れで負けてしまう
この違和感。
実は、とても大事なサインです。

多くの人が勘違いしている「出遅れの原因」
1歩目が遅れると聞くと、多くの方がこう考えます。
- 瞬発力が足りない
- 足の筋力が弱い
- 反応が遅い
もちろん、それらが影響することもあります。
ですが、育成年代の子供たちを見ていると、
足そのものに原因がないケースの方が圧倒的に多い
というのが実感です。
では、どこに問題があるのか。
実は「背中」が使えていない
結論から言うと、
1歩目が遅れる子に多いのは、
背中がうまく使えていない状態です。
「え?背中?」
と思われたかもしれません。
ですが、サッカーの動きをよく分解してみると、
背中はとても重要な役割を持っています。

背中は「判断」と「動き」をつなぐ場所
サッカーの動きは、
- 見る(視野)
- 考える(判断)
- 動く(実行)
この流れで起こります。
このとき、
目で見た情報や頭で考えた判断を
実際の動きにつなげる中継点になっているのが、
背中です。
背中がうまく使えていないと、
- 判断してから動くまでに一瞬止まる
- 上半身が固まり、足だけで動こうとする
- 動き出しが遅れる
といった状態が起こりやすくなります。
よくあるサッカー少年の体の状態
実際の現場では、こんな子が多くいます。
- 走り出す前に一度「間」ができる
- 上半身が固く、腕がうまく使えていない
- 足だけでスタートしようとしている
本人は一生懸命やっているのに、
体のつながりがうまくいっていない。
この状態では、
いくら「速く動け!」と言われても、
なかなか改善しません。
「走り方」や「筋トレ」だけでは変わらない理由
ここでよくあるのが、
- 走り方を直す
- もも上げやダッシュ練習を増やす
- 体幹トレーニングを増やす
といった対処です。
もちろん、間違いではありません。
ただし、順番を間違えると効果が出にくいのも事実です。
背中がうまく使えないままでは、
- 正しいフォームも身につきにくい
- 力が分散してしまう
- 「やっているのに変わらない」感覚が残る
ということが起こりやすくなります。
では、どうすれば背中は使えるようになるのか?
ここからが、多くの方が一番知りたい部分だと思います。
- どんな姿勢で
- どこを意識して
- どんな動きから始めるのか
実は、
背中はいきなり難しいトレーニングをしても使えるようになりません。
順番と感覚づくりがとても大切です。
ここから先は、実践編
この続きとして、
私は現場で実際に行っている
基本のトレーニング①【背中】
を、動画付きでまとめました。
- なぜこのトレーニングから始めるのか
- 子供でも安全にできる
- サッカーの動きにどうつながっていくのか
を、できるだけ分かりやすく解説しています。

最後に
正直、
スポーツをやるのであれば、
すべての子供にやって欲しい
基本のトレーニングになっています。
「足が遅いから」ではなく、
体の使い方を整えること。
それだけで、
動きの質が大きく変わる子を
これまで何人も見てきました。
もし、
「なぜか出遅れる」
「もったいない動き方をしている」
と感じているのであれば、
一度、体の土台から見直してみてください。
▶︎ 基本のトレーニング①【背中】(note有料記事)はこちら



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