一歩先を読む力を育てる!空間認知トレーニング | フットボールスマートアカデミー

一歩先を読む力を育てる!空間認知トレーニング

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、以前サッカー少年の親御さん向けアンケートで、

試合で活躍するために必要だと思うこと

についての回答で気になるものがあったので、
そちらについてもご紹介していきたいと思います!

その回答の中に、

空間認知能力を育てること

とありました。

今回は、このことについて詳しく解説も踏まえながら、お子様が試合で活躍するための手がかりや、

具体的な練習方法をお伝えします。

■空間認知能力とは?

そもそも空間認知能力とは、

自分と周りの物や人との位置関係を理解する力です。

サッカーでは、ピッチ全体の状況を一瞬で把握し、次の動きやプレーを
素早く決めるために必要不可欠なスキルです。

■サッカーで空間認知能力が重要な理由

①ハイボールの処理

空中に浮いたボールの落下地点を正確に予測できるようになります。

正確に早く落下地点を予測できれば、先にボールに触ることが可能です。

▶︎おすすめの練習

ボールを高く上げてキャッチする練習を繰り返しましょう。

②ピッチ全体の把握

味方や相手の位置を一瞬で把握し、次のプレーを考える力が養われます。

空間認知はボールだけでなく、味方や相手、そしてスペースの
位置の把握も含まれます。

視野を広げることも同時に必要ですね。

▶︎おすすめの練習

ゲーム中、定期的に首を振って周囲を確認する習慣をつけて、
味方や相手の位置関係を頭の中にイメージする練習をしましょう。

③パスコースの選択

一番効果的なパスコースを瞬時に見つける能力が向上します。

味方や相手の位置関係、そしてスペースの有無から瞬間的にパスが
できるスペースがあるかどうかを判断する能力が付きます。

▶︎おすすめの練習

パスを出す前に、必ず周りを見渡してからパスを出す練習をしましょう。

相手の足が届いて、パスカットされないかどうかを
イメージしながら行うとパスの成功率も上がります。

■空間認知能力を高めるポイント

子供の空間認知能力を育むための楽しく、
効果的なポイントをいくつかご紹介します。

①外遊びを楽しむ

鬼ごっこや缶けりなど、動きながら相手の位置を
意識する遊びは、空間把握力を自然に養います。

②ボールを使った遊び

壁に向かってボールを蹴ったり、友達や家族とパスを回したりすることで、
ボールの軌道を予測し、距離感をつかむ力が育ちます。

③バランス系の運動

片足立ちやバランスボードを使う練習は、
体の位置感覚を鍛え、空間を立体的に理解する力を高めます。

■家庭でできるトレーニング:「360度観察ゲーム」

親子でできる簡単なゲームもおすすめです!

お互いの周りにいくつかの物を配置します。

子供に配置した物の位置覚えさせ、目を閉じてもらい、
それらの物の位置を正確に当ててもらいましょう。

徐々に難易度を上げ、物の数を増やしてチャレンジ!

見た物を頭の中でイメージする力が養われ、
空間認知能力がぐっとアップします。

この練習を続けることで、ピッチ上での判断力が向上し、
試合でより輝けるようになるでしょう。

ぜひ、親子で楽しみながら取り組んでみてください!

まとめ

今回は、サッカーにおける空間認知能力の重要性と、
それを育てるための具体的な方法をわかりやすく
お伝えしました。

ぜひ、親御さんが子供たちと一緒に楽しみながら
実践できる練習法を取り入れてみてください。

サッカー少年がさらに成長する姿を楽しみにしています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は、私が運動教室で実施した親子でできる

ボールを使った空間認知トレーニング

をご紹介します!

お楽しみに!

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