いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、サッカー少年に多い足首捻挫の予防について、重要なポイントをお伝えします。
最後まで読んでいただくと、お子様の捻挫予防に役立つ情報が得られますので、ぜひ時間のある時にお読みください。
サッカーと足首の捻挫
サッカーは足首の捻挫が起こりやすいスポーツです。
その理由としては、ボールを足で扱い、ダッシュやストップ、ターンなど、足首に大きな負担がかかる動作が多いからです。
お子様も一度は捻挫の経験があるかもしれません。
足首の捻挫の後遺症
足は唯一、地面と接触している部位なので、地面との摩擦のストレスをもろに受けます。
つまり足首は常に捻挫のリスクにさらされています。
プロサッカー選手の多くはその足首の負担の連続や捻挫の繰り返しで、足首の可動域が狭くなっていることが多いです。
足首の可動域が狭くなり、硬くなってくると、その他の部位、例えば膝などの負担が増大し、膝の怪我の原因にもなりかねません。
捻挫は怪我じゃない!
みたいなことを言う人もいますが、立派な怪我です‼️
プロ選手と大学生や子供たちの違い
特に、私がサポートしている大学サッカー部は足首の捻挫が多いです。
プロ選手と比べて、大学生や子供たちに足首捻挫が多い理由の一つに、練習環境の違いが考えられます。
プロ選手は主に天然芝でプレーしますが、大学生や子供たちは人工芝や固い地面でプレーすることが多いです。
天然芝は足首に加わるストレスを芝が分散してくれます。
わかりやすい例で言うと、プロの試合を見ていると芝がところどころめくれていたり、傷んだりしているところを見かけます。
これは芝が良くないというわけではなく(その場合もありますが😅)、強く踏み込んだり、方向転換をするときのストレスを芝が負担してくれているということなのです。
一方で、人工芝は地面に人工の芝が固定されている影響で、芝が足首のストレスを分散してくれません。
なので、全て足首でそのストレスを負担しないといけません。
これが足首への負担を増大させる要因となっています。
捻挫予防のカギ
捻挫予防には、一般的に足首周りの筋力強化やバランストレーニングが挙げられます。
これらはもちろん大事なのですが、私が最も重要だと考えるのは、足首や足裏のセンサーを鍛えることです。
足首や足の裏には地面の状態や足の状態を敏感に感じ取るセンサーが多く存在します。
これらのセンサーが適切に機能すると、異変を素早く察知し、捻挫を防ぐ対応ができます。
例えば、足首が変な角度になったと感じたら、踏ん張らない、もしくは受け身をとることで、捻挫を防げることがあります。
足首が可動域を越えていたり、地面に引っかかって固定されている状況で体重をかけると確実に捻挫します。
逆に体重をかけさえしなければ、捻挫を防ぐことも可能です。
シュートブロックで投げ出したつま先にボールが当たってしまうとどうしようもありませんが💦
意外と大事!子供のときの遊び
足のセンサーをしっかり効かせるために大事だと思うのが、意外ですが、子供のときの遊びです。
最近の子供たちは、整備された環境でサッカーをすることが多くなっています。
しかし、小さい頃に砂浜や凸凹道、河原などで遊ぶ経験が、自然と足首を強くします。
先日、私自身が河原を歩く機会があったのですが、石の大きさが一つ一つ違うため、足をその都度、石の形や安定性に対応させて歩く必要がありました。
これは足首の捻挫予防にとても大事だと歩きながら実感しました。
私自身、子供の頃に様々な地形で遊んだ経験があり、おそらくそのおかげで大きな足首捻挫をしたことがありません。
足首をぐねることはたまにあるのですが、自然と力を抜いて踏ん張らないので、捻挫という捻挫は経験がありません。(油断は禁物なので、気をつけます😅)
捻挫予防におすすめなポイント
プロの現場での経験と私自身の経験をもとに、捻挫予防のために、以下のことをおすすめします。
① 砂場や凸凹道でたくさん遊びましょう!
② 夏休みなどに海や川でたくさん遊びましょう!
③ 安全に配慮しつつ、さまざまな地形で活動する機会を持ちましょう!
これらは、足首や足裏のセンサーを刺激し、自然と捻挫に強い足首を育ててくれます。
もし捻挫で困っていたり、さらに詳しいアドバイスが必要な場合は、お気軽にメッセージをください。
この記事が、サッカー少年の親御さんにとって役立つ情報となれば幸いです
まとめ:子供の足首を守るために
- 自然な環境での遊びを大切に
- 砂浜、河原、凸凹道での遊びは足首のセンサーを刺激し、強化します。
- 日常生活での意識
- 整地された場所だけでなく、さまざまな地形を歩くようにしましょう。
- バランストレーニングを行いましょう
- 簡単な片足立ちや不安定面(バランスボードなど)で楽しみながらバランスを取る練習を取り入れましょう。
- 正しい受け身を習得しましょう
- 転び方や膝の抜き方を学ぶことで捻挫のリスクを軽減できます。
- 定期的なチェック
- 足首の状態を定期的に確認し、違和感があれば早めに対処しましょう。
足首捻挫の予防は、サッカーを楽しく続けるためにとても重要です。
これらの点に注意して、サッカーを楽しみましょう。
怪我なく、楽しく、そして上手くなって、試合で勝てるようにサポートしていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント