前への加速を上げる
前に進むスピードが上がるといろんなメリットがあります。例えばこんな場面・・・
ボールに早く追いつける
前に早く行けるので、例えばディフェンスの裏のスペースにいいパスが出た場合に素早くボールに到達できます。
うまくいけばキーパーと1対1でゴールを取れますね!
相手を抜き去ることができる
ドリブル突破をする際に、フェイントや相手の逆をついて前や斜めに加速するときに、一歩が素早く強く行けるので相手を置き去りにできます。
また、オフザボールでも相手の背後をつく動きで使えます。
早く相手に追いつける
ディフェンスの場合は、裏にボールを出されて相手フォワードと並走する際に、先にボールを触ることができるようになります。
もし1対1で抜かれたとしても、すぐに素早く加速できれば、追いついてもう一度ディフェンスすることも可能です。
早くプレッシャーをかけられる
逆サイドからのサイドチェンジのボールに対して、一人で二人を見ていた時に、一人を牽制しながら、パスを受ける人へ素早くプレッシャーをかけることができ、相手に判断の時間を与えない。
あるいはサイドバックへボールが渡ったときに、パスの間に相手との距離を詰めることができれば、相手は余裕がなくなります。
背後へのボール処理が素早くできる
先ほどと一緒ですが、裏へのスルーパスを出されたときに、素早くボールと相手に寄せることでシュートまで行かせない。
ルーズな背後へのボールの場合は素早くボールの落下地点やボールが転がる先へ到達することで、余裕を持って次のプレーに移ることができる。
前への加速を早くする方法
前への加速を早くする方法があれば知りたいですよね。
僕も知りたいです(^-^;
でも、前への加速を早くするヒントなら一つあります。
それは、骨盤の傾きを最適化することです。
骨盤の傾きがなぜ前への加速を促すのか
骨盤に付く代表的な筋肉をおさらいしておきましょう。
上の図を見てもらうと骨盤の前方に大腿四頭筋、後方にハムストリングスがあります。
実際はもっと数多くの筋肉が付いており、この2つだけで話をすることは簡略し過ぎとも思いますが、わかりやすさを優先したいと思います。
これらの筋肉が骨盤の傾きでそれぞれ関係性が変わってきます。
この骨盤前傾と後傾の図を見てもらうと、それぞれの筋肉の付着部の位置が変わります
骨盤が前傾のとき、いわゆる反り腰傾向のとき、骨盤の前にある大腿四頭筋(特に大腿直筋)の骨盤に付く上の付着部が下に下がるので、通常よりも緩んでおり、骨盤の後ろにあるハムストリングスは骨盤の付着部が上に引っ張られ、伸ばされています。
反対に骨盤後傾のとき、いわゆる猫背傾向のとき、骨盤の前にある大腿四頭筋(大腿直筋)は骨盤の付着部が上方へ引っ張られるため伸びており、骨盤の後ろにあるハムストリングスは骨盤の付着部が下方にあるので緩んでいます。
筋肉には一番筋力を発揮しやすい筋長(筋の長さ)が筋肉それぞれにあり、伸ばされ過ぎていても、緩んでいても力が発揮しにくいのです。
したがって、骨盤の傾きが極端に前傾、もしくは後傾だと大腿四頭筋とハムストリングスの長さがアンバランスとなり、どちらか一方の付着部に大きなストレスがかかり、剥離骨折や付着部炎などの怪我につながりやすくなります。
そのため、骨盤の傾きを大腿四頭筋とハムストリングスがちょうどよい長さになるくらいの傾きに調整できれば、最大のパフォーマンスを発揮できると考えられます。
日ごろのトレーニングや練習の中で骨盤の傾きがどのくらいが一番力が発揮しやすいか、ということを意識するのとしないのでは、そのトレーニングや練習効果にも差が出てきてもおかしくないですよね。
つまりは、自分の体を知ること!
これはアスリートであれば、必ず意識してほしいことの一つです。
自分の状態を知ることで初めて他の人と比較が可能になります。
そこで自分には何が足りないのか、もしくは自分の強みは何かということを把握して、トレーニングや練習に生かすことができれば、必ずパフォーマンスは上がるでしょう!
「自分の体を知ること」から始めよう。
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