サッカー選手に必須な上半身の柔軟性

今回は、サッカー選手の上半身についてお届けします😊

サッカーはボールを蹴るだけだから、上半身はそんなに重要ではないと考えているあなたに絶対に知ってほしい内容です。

最後まで読めば、今すぐ上半身の柔軟性を出さないといけない理由がわかり、今すぐ柔軟性を出したくなるので、最後まで必ずお読みください!

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サッカーは足でボールを扱うスポーツ

当たり前ですが、サッカーは足でボールを蹴ってコントロールします。

ゴールキーパーは別ですが。

フィールドプレーヤーはどうしても上半身は疎かになることが多いです。

サッカーに上半身は重要ではない?

足でボール蹴ったり、ドリブルしたり、走ったりするので、上半身はそんなに重要ではないのでしょうか?

いいえ、違います!

実際に上半身がしっかり動くとプレーがしなやかになるんです。

野球選手は下半身を伝統的に鍛える

野球選手は手でボール投げるため、上半身だけかと思いきや、伝統的に走り込みをしたり、下半身強化にも熱心に取り組んでいます。

それは下半身が投げる動作のベースになっていると経験的にわかっているからです。

実際に、下半身や体幹の柔軟性や安定性が投げることにとても大事だということが研究でもわかってきています。

サッカーも上半身が大事です!

これは、サッカーにも当てはまります。

サッカーで強いキックを蹴ろうと思ったら、上半身の反動をうまく利用することで、楽に強いキックが蹴れるようになります。

さらに対人プレーや方向を頻繁に変えるような動きで上半身が動けばしなやかに素早く動くことが可能になります。

実際に、私が過去に見てきたサッカー選手の中にも上半身の柔軟性には特に力を入れていた選手がいました。

それもあり、その選手は得意なドリブルのキレがますます良くなっていました。

さらに、別の大ベテランの選手も日頃から上半身も含めてストレッチを入念に行っていました。

そのため、引退直前で大怪我はしましたが、それまで40歳近くまで、大きな怪我もなく第一線でプレーができていたと感じます。

サッカーで上半身が大事な理由

無駄な動きが減る

では、なぜ上半身が動くことで、プレーが良くなるかというと、まず一つは無駄な動きが減るということが挙げられます。

上半身の中でも大きな割合を占める体幹は胴体の部分です。

極端な例で言えば、この胴体部分が塊で動く場合と、重心は安定しつつ周りの胴体部分が柔軟に動く場合を比較すると、明らかに塊で動いている方が無駄な動きが増えそうだと思いませんか?

重心を安定しつつ、必要な時に固めることができる体幹が理想です。

相手のタックルやバランスを保つために、必要な時にしなやかに動き、必要な時に固める。

そんな動きでプレーできることがサッカー選手としてはグッドですね。

足への負担が減る

さらに、足への負担が減るという点も上半身の柔軟性が重要なポイントです。

どういうことかというと、特にサッカーに特徴的なキック動作。

これは、もちろん足だけで蹴ろうと思えば蹴れます。

そうなった時に、動きの起点となるのは股関節になると思います。

動力源も股関節、そしてボールを蹴った衝撃も股関節に全て集中します。

これが続くと股関節が耐えられなくなり、サッカー選手に多いグロインペインと言う難治性の障害につながるリスクが高まります。

この動力源の部分を上半身をうまく使って反動動作としてキックができるようになると股関節への負担はかなり減少します。

昔で言うと、イングランド代表のベッカム選手のキックは腕を大きく振って上半身のバネをうまく使って蹴っていました。

股関節の負担を減らすとともに、少ない力で強いキックを蹴れるようになるため、シュートをたくさん打つフォワードの選手には特に重要です。

上半身と股関節の可動域の関係

実際に、先日私が見ているサッカー少年が強い疲労のあと、股関節の動きが悪くなったと言う訴えがありました。

そこで、まずは上半身のストレッチを入念に指導したところ、股関節に何もアプローチしていないにも関わらず、キックの素振り動作での可動域が広がったと喜んでいました。

と言うことは股関節の硬さの原因は上半身も強く影響していると言うことです。

今すぐ上半身の柔軟性を出していきましょう

今回の内容をまとめると、

✅野球選手が下半身を鍛えるように、サッカー選手も上半身を鍛えましょう。

✅鍛える前にまずは上半身の柔軟性を出すことが大事です。

✅上半身の柔軟性が出ると、無駄な動きが減り、足への負担が減ります。

✅上半身の柔軟性を出すだけで、股関節の可動域が広がることもあります。

このように、サッカー選手にも上半身の柔軟性はとても大事です。

もし、今まで上半身のストレッチはあまりやっていなかったと言うお子さんには、ぜひ上半身の柔軟性の大事さを伝えてほしいと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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