いつも『フッスマ』ブログをご覧いただきありがとうございます。
少年サッカーでは、「守備が苦手」「ボールを奪えない」と悩むお子さんがとても多いです。
実は、守備は“センス”ではなく「意識」で変えられる部分が大きいのをご存じですか?
この記事では、意識の持ち方ひとつで守備力が変わる理由と、家庭でできるサポート方法を紹介します。

少年サッカーで守備が強い子は「意識」が違う
少年サッカーを見ていると、攻撃と守備では、子どもの成長の仕方に大きな違いがあると感じます。
攻撃では、
- トラップ
- ドリブル
- パス
- シュート
といったボールコントロール技術に加え、
「周りを見て判断する力」が求められます。
これは一朝一夕で身につくものではなく、日々の積み重ねが必要です。
一方で、守備は少し違います。
守備はボールを扱うわけではないため、意識次第で大きく変えられる要素が多いのです。
守備で大切なのは「意識」
守備のプレーは、才能よりも意識で変わります。
たとえば次のようなプレーをどれだけ全力でやれるか。
- 守備に切り替わった瞬間にダッシュで戻る
- 抜かれた後にすぐ追いかける
- 体を張ってシュートをブロックする
- 声を出してチーム全体を動かす
これらは、技術よりも“気持ちと意識”でできる部分です。
もちろん、周囲を見て「どこが危ないのか」「相手が何を狙っているのか」を判断できるようになれば、より効率的な守備ができます。
でも、その前に大事なのは“やる気のスイッチ”を入れることです。

技術のある選手が「守備の意識」を持つと最強になる
私がかつてプロチームに関わっていたとき、
強いチーム・強い選手の共通点はここにありました。
「技術のある選手が、守備も全力でやる」
これができるチームは、とにかく強い。
逆に、上手い選手ほど守備をサボりがちな傾向もあります。
ですが、本当に上のレベルを目指すなら、技術+意識の両立が不可欠です。
小学生のうちに身につけたい3つの力
1️⃣ 体を思い通りに動かす力(運動能力の土台)
2️⃣ ボールコントロール技術(基礎技術の積み重ね)
3️⃣ 守備の意識(走る・声を出す・戦う)
この3つが揃うと、プレーの「強度」と「質」が一気に上がります。
世界のサッカーは年々スピードと強度が上がっています。
小学生のうちから「球際の強さ」や「駆け引き」を経験しておくことが、将来の成長に大きく影響します。
守備が強い子はチームを救う
サッカーは攻撃だけではありません。
守備で“失点を減らす”ことも、チームを勝利に導く大切な力です。
失点しなければ、負けることはありません。
そして、攻撃の楽しさは守備の頑張りの上に成り立っています。
お子さんがプレーで悔しい思いをした時には、
「守備の頑張りがチームを助けるんだよ」
と、そっと伝えてあげてください😊
まとめ
守備は、意識ひとつで変えられます。
走る・声を出す・戦うといった基本的な部分にこそ、サッカーの本質が詰まっています。
上手いだけでは勝てない。
でも、意識を持って守備に取り組む選手は、どんな相手にも強くなれる。
今日からの練習で、ぜひお子さんにも伝えてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

コメント