リフティングは必要?上達に役立つ効果的なやり方とは | フットボールスマートアカデミー

リフティングは必要?上達に役立つ効果的なやり方とは

いつも『フッスマ』ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

普段、オンラインプログラムでzoomで面談したり、パーソナルトレーニングで実際に話をする時に、

「リフティングは試合で使わないからやらなくてもいい」

と言われたという子が時々います。

このように、サッカーの練習で「リフティングは必要なのか?」という疑問を持つ方もいるかもしれませんね。

試合でリフティングをする場面はほとんどないため、不要と考える人もいます。

しかし、私はリフティングをやるべきだと考えています。

この記事では、リフティングの重要性や効果的な練習方法について解説します。


リフティングの必要性とは?

リフティングは試合で直接使うことは少ないですが、以下のようなメリットがあります。

1. ボールを自由に扱う技術の向上

サッカーでは、ボールコントロールが非常に重要です。

リフティングを練習することで、ボールの重心を正確に捉える感覚足のどこにボールを当てるかという感覚が養われ、トラップやパス、ドリブルの精度が向上します。

2. プロ選手もリフティングが上手い

実際にプロサッカー選手でリフティングが苦手な人はほとんどいません。

技術の高い選手ほどリフティングも上手です。

これは、ボールコントロールの基本がしっかりしている証拠といえます。

3. グラウンド状況に左右されない技術の習得

雨の日や荒れたピッチでは、ボールが転がりにくくなることがあります。

そのような状況でも、浮き球の処理能力があればプレーの幅が広がります。


効果的なリフティングの練習方法

ただし、やみくもに回数を増やすだけのリフティング練習は効果的ではありません。

特につま先だけでチョンチョンするリフティングは、実戦で活かしづらいです。

ある程度回数ができるようになったら、バリエーションを増やしていくことをおすすめします。

以下のように、段階的にステップアップしながら練習すると、効果的にボールコントロール力を鍛えることができます。

ステップアップの流れ

  1. 利き足だけでリフティング
  2. 両足を使いながらリフティング
  3. 左右交互にリフティング
  4. 非利き足だけでリフティング
  5. 足、モモ、頭、胸、肩、インサイド、アウトサイドなど、様々な部位を使う
  6. 高さを変えてリフティング(頭より高いボールをキープ)
  7. 移動しながらリフティング(ジグザグ、走りながら、後ろ向きなど)
  8. 高いボールを落とさずリフティングを続ける

このように「課題をクリアする感覚」で進めると、楽しみながら技術を磨くことができます。

ちなみに、上手な選手の中には、かかとでリフティングする選手もいました😳


リフティングの意外な効果

リフティングには、サッカーの技術向上以外にも以下のような効果があります。

股関節の柔軟性アップ(インサイド・アウトサイドのリフティング時)

●ボレーシュートやトラップの基礎練習として有効

効果ではないのですが、リフティングの大きなメリットの一つとして、ボール1つあればどこでも練習可能というところが、とてもおすすめです!

もし「ただ回数をこなすだけ」のリフティングになっている場合は、今回紹介したような課題を試してみてください!


まとめ

リフティングは試合で直接使う機会は少ないものの、ボールコントロールの向上股関節の柔軟性アップなど、サッカーの上達に役立つトレーニングです。

ただ回数を増やすのではなく、課題をクリアする形で練習することで、より実戦的な技術が身につきます。

お子さんのリフティング練習について、どんな風に取り組んでいるかぜひコメントで教えてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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